パラオ旅行記 ~グルメ編~
続き書くのすっかり忘れてた間にこの夏はシュノーケリング目的で海に2回繰り出した。
そして私はライジャケなしで立ち泳ぎもできるようになってた いつの間にか
おとなになってから新しいスキルを習得した!って目に見えて感動することってあまりなかった気がする(ブラボで自力で2種類ED見たときくらい)ので結構嬉しかったな
まだフィンないと立ち泳ぎで浮いてられないのでこれからも頑張ろ~
ということで今回はグルメ編。
朝食はぜんぶアイライホテルのビュッフェでした。
見慣れないフルーツあるほかは普通かな。
日本人でも問題なく食べられる味付けだと思います。
あとはこんな感じ
■初日 機内食
■2日目
昼:何食べたか完全に忘れて記憶がない…
夜:ナイトカヤックについてたお弁当
■3日目
昼:どらごん亭がつくったお弁当(でかい)
夜:どらごん亭
口コミはこんな感じ
■4日目
昼:どらごん亭がつくったお弁当(でかい)
おやつ:ジェラート屋(名前忘れた)
夜:エリライ
パラオの高級住宅街にあるレストラン。
口コミはこんな感じ
■5日目
機内食
なんかどらごん亭と癒着したかのような食事になってますが偶然です。
■行きたかったけど断念した場所
・ココナッツテラス
パラオで唯一サンセットを拝めるビーチにあるレストラン。
アイライウォーターからだと位置が対極すぎてレストランも送迎なし…ということで今回はやめた。
・くまがいベーカリー
ここに行ったひとみんな大絶賛してるパンやさん
行こうと思ってたんだけどすっかり頭からすっぽ抜けてしまった!
・マリーナカフェ ヴィータ
予約がいっぱいで行けなかった超人気レストラン。
日本語サイトがあるので行くのが決まってたら予約必須。
日本からの直行便が出てない日なら予約なしでも入れるかも?
・Rip Tide Beach Bar & Grill
ここでご飯食べると目の前にあるビーチで泳がせてもらえる。
パラオはビーチがまじでほぼない!ので自分でフリータイムに泳ぐのは大変。
(ホテルにプライベートビーチついてるとこは別として)
ということで泳げる場所を血眼で探した結果ここ。
隙間時間に行こうと思ってたんですが毎日全力で遊んだせいで隙間時間などなかった。
ヴィータのサイトにも書いてありますが、アイライホテルに泊まるとレストランの送迎説明のところで
「送迎無料です(アイライ除く)」のパターンの多さに泣かされるので注意だ!
今回食べて良かったな~!と思ったのは
コウモリとジェラート!
以前の記事でも書いたとおり、コウモリを食べるなら予約するのが無難。
パラオではコウモリを丸ごと出してくれるお店がいくつかありますが、
私たちはアイライからの送迎でも追加料金がない・ガイドさんが英語で予約とってくれて楽だったってことでどらごん亭に。
どらごん亭
なんかメニューはこんな感じでしたね。
ぶっちぎりで美味しかったのはフエダイの刺身とマングローブ貝!
マングローブ貝はおすすめ。
めっちゃくちゃうまみが凝縮されたあさりって感じ。
シャコ貝の刺身は……なんかワイルドな味がした。
海の味がした。
食べた瞬間にちょっと無口になった。
なんか海の味がする…。
あとはコウモリのパイスープ!
このパイの中にコウモリが姿煮で入ってます。
日本語ペラペラのお姉さんが「これはベロ。これは羽。これはレバー」って解説しながら切り分けてくれます。
なんと羽も結構おいしい。
帰国後、友達に感想聞かれて「羽はビロビロ」「めちゃくちゃおいしい鶏肉」って言ったらイッテQで手越も同じこと言ってた!っていわれて私も笑った。
解体ショーはちょっとお、おうってなりますけど味はほんとにおいしい~!!
こだわりのおじさんが鶏を放し飼いしつつこだわりの餌しか与えず育てました…って感じの濃い鶏肉の味がしましたねぇ。
おいしーよ❤️って言っても家族が手をつけないので責任持ってワイが全部食べました。
画像とか動画載せようと思いましたがこれはぜひナマで見て初めての衝撃を味わってほしいので載せません(ネタバレに配慮するオタク)。
あとここはフルーツのジュースがおいしかった。
パラオは南国フルーツ系のジュースがすっごくおいしい。
そのへんに生えてるの即ミキサーかけてるんだろうな。という勝手な妄想
ジェラート屋
結論から言うと今まで食べたジェラートの中でぶっちぎり最高峰星5のうまさ。
おめー大したジェラート食ってないんじゃないか?!という感じもなきにしもあらずですが、ここなら我こそはジェラート好きというひとも文句ないのではないでしょうか(適当)
ここはイタリア人の店主がパラオに移住したかなにかでこだわって作ってるらしく
口コミとかガイドブックですごい推されてて
ぜったい行きたい~!!て思ってたんですけど場所調べてなかったんですよね。
まぁ見つけたらラッキーかなと思いつつ適当に歩いてたら秒で見つかりました。
コロール、まじで街がミニマム。
メインの道路からはちょっとだけ引っ込んでますが、パレイシアホテル周辺歩いたら嫌でも見つけられる、そんな感じ。
店の前に黒いちょっと大きめの犬がいて、観光客のジェラートおこぼれに預かろうとずっとうろうろしてましたねぇ
この前パラオのテレビ特番で店の軒先がうつったとき犬もいて常にいるんだなぁ…と思いました。
人懐っこくてかわいいけどたぶん気を許したらコーンかじられる!
店内には色とりどりのフレーバーがいっぱい!
夕方だけど味がすごく揃ってた。
死ぬほど優柔不断なので死ぬほど迷ってたらシャレオツなオーラを身にまとったイタリア人の店主ににっこにっこに英語で話しかけられてアッアッてなりながらダブルのコーンを注文。
見たことなかったsoursopっていうのとあとひとつは何か忘れた(ポンコツ)
soursopが読めなくてとりあえずそれっぽくイントネーション使えば伝わるんちゃうか?と「サァ↓ソゥプ↑?」って頼んだら伝わったんですけど帰国してから調べたらサワーソップでしたよ。
ジェラート食べながらゴキゲンで歩いてたらパレイシアホテルから出てきた中国の方々に「オォ!!ice creeeeeam!!」ってテンション高めに話しかけられて、どこで買ったの?って英語で聞かれてんなぁと雰囲気で思ったのであっちあっちって教えてあげたらめちゃくちゃテンション高めにジェラート屋に消えてってわろた。
ところで私はダブルを頼んだわけですがもうひとつの味がなんだったか忘れるくらい
サワーソップが うまい
一口食べた瞬間に「なにこれ?!うまい!」ってジェラートを思わず見つめてしまった。
あとなんといってもコーン。
コーンがめちゃくちゃにうまい。
今まで食ったコーンの中でぴか一にうまい。
というのもこのコーン、店内で焼き立てらしくて。
コーン単体でおやつとして売れるレベルでした。
パラオ行くひとは絶対に行ってほしい~
犬が苦手なひとはうまく避けてくれ
エリライ
本当はヴィータに行くつもりが予約いっぱいで入れず…
テンションやや落ちしながらガイドさんに英語で予約とってもらったエリライ。
結果、ここ最高でした。
金額はチャージ含めてひとり50〜55ドルくらいだった気がする。
ここも行くなら絶対予約がおすすめ。
そしてテラス席に座ろう!
夕方の空のエモ景色からの日本じゃなかなかお目にかかれないレベルの満点の星空が見られます。
あとアイライまでは遠くてレストランの送迎なし。
タクシーで帰りました。英語話せないから店員さんにお願いするときドキドキした。
ごはんはイタリアンかな?
あとアジア飯っぽいのもありました。
前菜の魚とパスタとアジアっぽい感じの炒めた飯?
これだけしか頼んでないんですけどお腹いっっぱいになりすぎた。
ここのマングローブ蟹のパスタ美味しかったなぁ!
マングローブ蟹もおすすめ。
逆にうそでしょ…ってレベルで二度見したのはイチゴのスムージー。
生まれて初めておいしくないスムージーを飲んだ…。
なんかすっぱくて水っぽい。
脳裏によぎるガイドさんの「パラオはパラオで採れる野菜や果物以外はあまりおいしくなくて高いですよ!」という話。
たぶんパラオでは苺作ってないんだろうな。
パラオに来たらおとなしく南国~て感じのフルーツスムージーを頼もう。
そういえばパラオでは南国なフルーツが雑草レベルにぼこぼこ生えてるのでそのへんのやつもいで食べちゃお!って思ってたのにやり忘れた!
とりあえずグルメ編はこんな感じ。
パラオ旅行記5 ミルキーウェイ・ジャーマンチャネル・ビッグドロップオフ後編
・3月22日 ミルキーウェイ&ロングビーチ&シュノーケリングツアー 後編
ブログが三日坊主になるとこだった!存在を思い出した
というわけで後編です。
そろそろ潮がちょうどいいんじゃないか~ってことでロングビーチに移動~
いやほんまにロングなビーチ
海の真ん中にぽこっと伸びる長い砂浜
感想としてはWindowsの壁紙で見たことある!って感じでした
というかパラオだいたい壁紙
白い砂浜が透ける薄いブルーの海、最高
ナマコが死ぬほどいる
ここらへんすごく遠浅に見えるんですけど、ちょっと行ったらヒュンッと深くなるポイントあったりでパラオは全体的に浅いとことドンッと深くなるとこの緩急がすごい
↑はじめはこんな感じにわらわら人がいたけど舟が順番で入れ替わるのですぐ貸し切り状態になって静かな海を満喫できる。
ロングビーチをバックにガイドさんが順番に写真撮ってくれた。
みんなジャンプしますよ!っていうのでジャンプした。
ガイドさんにのせられ全員浮かれポンチになります。
ボートに戻る道すがらヤバヒトデを発見。
普段は見知らぬ海洋生物には触らない派なのでこれやばそうなのでは…?と一瞬怯むも
「これ昨日の水族館のふれあいコーナーにいたやつ!」ってことで
みんな手のひらクルーして撮影しまくりふれあいコーナーでのフラグを回収した。
※すぐ海に返した
滞在は15分か20分くらいだったかな~
そのあとはビーチのある無人島でお昼ごはん!
ビーチでのんびり虚無虚無楽園タイム。
ボートの出入りがあって危ないからってことでここではシュノーケリングできなくて、ただひたすらゆっっっくり。
閑散期とかで他にボートなかったらシュノーケリングさせてくれたかも~。
ちなみにここ、本日の半日ツアーで唯一トイレがあります。
が、「トイレありますか?」って聞いた瞬間にガイドさんが「見るんじゃなかったって思いますよ」って朗らかに笑っちゃうくらい地獄の汚さらしい。
あまりに汚いと聞いてもはや覗くのもやめた。
どんだけ汚いんだろう…
死ぬほど甘い紅茶とお弁当。
ごはんを綺麗に撮ろうという気概を感じられないのでそろそろ疲れが見える。
普段だったらこんな甘いの飲んだら喉が死ぬレベルだけど海で疲れてるせいかめちゃくちゃウマい!
あとお弁当も画像だと「エッ?」て感じかもしれませんが美味しかった。
かつ丼と天ぷらとそうめん。
ドラゴン亭ってとこが作ってるお弁当らしい。
日本人の口にあう~
とりあえずナマコは掴む
石垣島でも似たようなの見かけて気になってた謎の木の実。
ガイドさんに聞いたらナントカってやつで高いオイルが抽出できるんだって。
しかし名前は忘れた。
ボートに戻ったら事件発生。
何人かが焦った様子で足についてるなにかをとろうとしてべたべたになっとる。
どうやらナマコを踏むと最高に粘着質な液体をぶっかけられるらしいです。
みんなマリンブーツに絡みまくっててとるのに死ぬほど苦労してた。
踏まなくてヨカッタァ!
ちなみにナマコは踏んでも死なないらしい
次はふたつめのシュノーケリングポイントへ~
名前聞いたけど忘れた気がする(ポンコツ)
ここはビックドロップと違って浅いサンゴ礁の森って感じでした。
浅いといってもサンゴ礁がみっしりあるので足は海底につけられず…
海面ギリギリまでサンゴが生えてたりして、気を付けて進んでください~って言われる。足引っかけると深い傷になるらしい。
ビッグドロップでは全員ライフジャケット着てたけど、ここでは泳ぎが得意な人はGoPro片手にスキンダイブ的なことしてサンゴ礁とお魚じっくり観察してました。
イイナァ~!!
私は立ち泳ぎができないのでおとなしく浮く一択。
青さんご!蛍光色で綺麗だった
ここはサンゴ礁の間にすんでる小さいお魚さんを見る的な感じ
20分~30分くらいシュノーケリングした気がする。
このあたりまでくると疲れちゃった参加者さんもいてボートで休むひともいた。
帰りは再び小一時間かけてスピードボートで一気に戻る~
寒い。
さすがにめちゃくちゃに寒い。
凍える人続出。嘘だろってくらいに皆無口。
なので乾いた上着は必須。
16時頃に桟橋に戻ってきた気がする。
そういや海に出るツアー参加したら水着のまんま車に乗せてくれるので送迎めちゃくちゃ楽だった。
ホテルに戻ったと同時に家族に荷物を押しつけそのままプール直行!
アイライウォーターのプールは写真詐欺というか
以前の記事でも書いた気がしますが実際見ると「あっ、はい」的な感じがしますよ
シャレオツな気配を感じる写真は撮りましたよ
といいつつ一応ウォータースライダー2種類ちゃんと滑った。ひとりで
プールをこき下ろすからには一応プール使っとかんとな。
という謎の意識高い系おたくのような意識。
まずはわりかしまっすぐでオーソドックスなウォータースライダー
「オッ…思ったより滑るやん」て思った瞬間に終わる程度には滑ります。
写真で見るとオッ…ええやん!て思ったくるくるのウォータースライダーはくるくるしてるとこで途中でスン…と流れが止まったので手動で進んだ。
これ後ろから誰かきたらやばいのでは?!って焦ったけど私以外だれも滑ってなかった。
まぁでもないよりはいいんじゃないでしょうか。
適当な〆 写真のサイズもばらばら
そして文章もだんだん適当になってくるのだった。
パラオ旅行記4 ミルキーウェイ・ジャーマンチャネル・ビッグドロップオフ
・3月22日 ミルキーウェイ&ロングビーチ&シュノーケリングツアー
この日は快晴。あまりにも快晴。あっつ。
早起きして日焼け止め塗りたくって朝ごはん食べたら、水着+ラッシュガードで必要最低限のものだけバッグにつめてタオルを借りてホテルのロビーに集合。
送迎車でブゥンとパラオロイヤルリゾートにあるブルーマリンってダイビングショップの桟橋まで連れてかれる。
ここにもちょっとだけ日本人向けのお土産があるので、ちょっと見てみたいな~て人は20ドル~30ドルほど現金持ってくといいです。
この桟橋からは、南方面の島にいくいろんなツアーのひとが船出を待ってた。
15分~20分くらい待ちそうだったので、そばにいたひとり旅の女性と談笑。
前日はセスナに乗って上から島々を眺めたらしくて、その感想を聞いたりした。
セスナ、下の景色を見やすいようにドアを外して乗るらしい。死ぬがな
前日も感じたけど、パラオって意外とひとり旅の女性も多い。
たまたまかもだけど、私が感じたパラオの客層は
・家族連れ
・40代後半~ご高齢のご夫婦
・ダイビングベテランって感じの30代後半~グループ
・ひとり旅
って感じで、意外と女友達同士!ってのがいない。
滞在中、自分より歳下~年齢の近そうな女友達同士グループはなんと1組しか見かけなかった。なんでだろ
ガイドさんからはこの数日間が一番の繁忙期って聞いたんだけど、繁忙ってほど日本人がワラワラいるわけでもなく全体的にまったりしてた。
人が多すぎず少なすぎず、ちょうどいい感じ。
だから全体的に落ち着いてるし、異国情緒もたっぷり感じられる。
写真とりたいポイントで観光客が多すぎて雰囲気ぶちこわし~みたいなのもない。
オプションに参加してるひとり旅のひとはみーんな楽しそうにしてるし、私もこの雰囲気ならひとりでもぜんぜん平気だし楽しめると思った。
実際、前日のカヤックは家族連れずにひとり参加でマイペースに自然を楽しめて良かった~って思った!
基本的にガイドさんがずっといろいろ喋ってくれるし。
ガイドさんが言うには、日本-パラオの定期直行便がなくなったことで日本人客は3割減ったらしい。
というわけでパラオ穴場です。
いろいろおしゃべりしてるうちに呼ばれたので、スピードボートに乗って出発~
スピードボート初めて乗った。
暑さふっとぶ風を感じるほど速い。
なぜかずっと同じ場所で高~い波がコンモリしてるゾーンがあるんですけど(たぶん南方面に行くときは必ず通る)
まずここ乗り越えるためにちょっとしたジェットコースターくらいスピードめっちゃ出す。
から~のコンモリした波を越えてファッと一瞬落ちるのでここだけディズニーシーのアトラクション。
この日はすっごく天候が良くて波もほぼなく
ここ以外は大して揺れませんでした。
酔うようなぐわんぐわんした揺れはないけど波が荒れたら横揺れあるかもしれないので、自信ないひとは酔い止め飲んどけば安心。
海見てたらいつの間にかミルキーウェイに着いてた。
入浴剤の色!!!!
ガイドさんが海の底に潜って真っ白な泥をバケツに入れて持ってきてくれるので、みんな順番に全身に塗りたくる。
ここの泥はすっごい美容にいいらしい。
しかし数分後には海で洗ってくださーいと言われる無慈悲。
ガイドさんが泥まみれの船を掃除する間は海で浮かんで待つ。
ここ気持ちよすぎ祭りだった。
海で泥を落として、そのまま仰向けで泳いで木陰でボンヤリ浮いて休む。
頭上にはジャングルの緑の葉っぱと真っ青な空があって、そこを尻尾の長~い白い鳥(シラオネッタイチョウ)が何匹も行き交うのを見てたらここが楽園かぁ~てシンプルに感じた。
ミルキーウェイは1回行けば満足~って話してた方もいましたが、個人的にはぜんぜん2回め行くのもアリ寄りのアリ。
掃除が終わったら船に戻って次どこ行くかの説明~
ロングビーチは潮の関係でお昼に現れるとかナントカ
ロングビーチって月に10日間ほどしか見られる期間がないらしい。
その中でも今日はいちばんよく見られる日ってことでラッキーでした。
ロングビーチにはまだ時間が早いってことで、先にジャーマンチャネルに寄り道。
パラオは海の浅い部分がたくさんあって大きな船が通れないので、ドイツ人が手で掘って深さを出したらしい。
ドイツ人無茶する。ぜったい人が死んでるゥ!
いまではマンタがバッシバッシ寄生虫?を振り落としにくる通り道らしいです。
ダイビングする場合は調子が良ければ10匹見られるんだって。
ダイバーにはたまらんだろなぁ。
↓動画とったやつ パラオの海はいろんな青がある
ジャーマンチャネルで写真撮ったあとはシュノーケリング1回め。
この日はほんと波がなくて、普段シュノーケリングでなかなか行けないとこ行っちゃいますか~ってビッグドロップってポイントに連れてってくれました。
(ガイドさんがその日の判断で柔軟にシュノーケリングポイントを考えてくれるっぽい)
シュノーケリングだと波が高い日は来れないので、主にダイビングスポットらしいです。
すごくワイルドですよっていうのでどんなとこ?て思ってたら
「水深600mです。サメもいっぱいいますよ」
って言い出して参加者ざわ・・ざわ・・・。
沖縄でせいぜい水深5メートルくらいのところでタマヒュンしてた自分、いきなりその100倍以上深い海に入らされることになってもうタマヒュンどころじゃない。
ここではさすがにツアー参加者全員がライフジャケットつけてた。
(ここ以外は泳ぎが得意なひとはライフジャケットなしでシュノーケリングでもぐったりしてた)
サンゴにはぶつからないこと、絶対にサンゴの上には立たないこと、ガイドさんより先に進まないことなどなど注意を聞いてから海にドボンする。
近くには小島が浮いてるんですけど、サンゴでできた島のすぐ脇がいきなり水中600mの崖って感じのとこ。
島に近づきすぎると水深浅いかわりにサンゴにぶつかりそうになるので、調整しつつ移動しないとちょっと危ない。
心を落ち着かせてから海の中見てみたらすっごい景色。海の底に太陽の光が吸いこまれてく。
今までの人生の中で一番の絶景かもしれない。
誇張ではなくこれはまじでブッチギリ。
写真だとどうしても青くなっちゃうんですけど、海の中はナマで見るとカラフル。
シャコ貝とか身の見えてる部分は蛍光ブルーだったり蛍光紫でかわいい。
サンゴはベージュみたいなのもあれば青いのとか赤いのもある。
そのサンゴ部分に魚がいーーーっぱいいる。
サンゴの中にはトロピカルな小魚がいるし、サンゴから少し離れた深い部分には大きい魚とかナポレオンフィッシュがいる。
なんか目つきがアカン魚もいる。絶対悪夢に出てくる。
1mくらいのちっちゃい種類のサメを見ただけででかいサメは見なかった。
ヨカッタァ!
遭遇したら絶対テンパってジタバタする自信があったから逆効果のやつ。
600mの濃紺の闇がだんだん怖くなってきたので、早々に降参してパラオ人ガイドのデニーに引っ張ってもらう。
(ガイドさんはでっかいビート板みたいなの持ってる)
デニー、タマヒュンのあまり泳げなくなった私含め3人をライフジャケットなしで一気に連れてってくれる。
すごすぎ。
そして私はジムに通った成果ゼロな気がしてきた。
泳ぎに自信がないひとはガイドさんに引っ張ってもらえるので安心するんだ!
ここではウミガメを3匹見ました。
1匹はかなり近くをスイスイサンゴの方にゆっくり横切っていって感動した。
ちょっとめずらしい魚とかいるとデニーがちゃんと日本語で教えてくれるし、ここ!って海の中で指さしてくれる。
なので自分でマイペースに泳ぎたいひと以外はガイドと一緒に泳ぐかガイドのそばで泳ぐと見逃しがなくておすすめ。
デニーに引っ張ってもらってる私含め3人はびびり組なわけですが、さすが現地のひとだけあってぐいぐい先まで連れてってくれる。
どのグループより遠くまで連れてってくれて、最後までいろいろ見せてくれた。
途中、すごい魚群の中に突っ込んでったり。
ビッグドロップでのシュノーケリングはたっぷり30分。
帰国してから夢でここの光景をもう一度見たくらい強烈なシュノーケリングスポットだったぁ!
海はべつに興味ない…入らん…みたいなこと言ってた父もちゃっかりシュノーケリングセットつけてドボンしてたし、終わってみればここが一番良かったとか熱い手のひら返ししてた。
シュノーケリング別に~みたいなひとも目覚めさせてしまうビッグドロップ。
私ももう一回行ってみたい。
とりあえず今日はここまでにする~
パラオ旅行記3 ナイトカヤック
・3月21日 夕方~夜 ナイトカヤック
ロビーでビーチタオル借りるために「タオルを貸してくれますか?」も英語で言えるようにメモして素振りしてたわけですが、ロビーでタオルの前に立っただけで貸してくれました。
タオルのタの字も言う必要がなかった…
あとはiPhoneと日焼け止めとツアー参加費だけ持って、水着+ラッシュガードの軽装で参加。
パラオで遊ぶなら税金やら許可証やらかかる。
ジェリーフィッシュレイク(くらげと泳ぐ湖)に行くなら100ドルの許可証が必要。
私は海しか出ないので50ドルのロックアイランド許可証。
許可証は10日間有効。海に出るレジャーでは提示を求められるので持参しとく必要あり。
許可証を催行会社に用意してもらってからバスに乗って、マリーナカフェヴィータの隣にある桟橋に移動。
参加者はぜんぶで10人くらい。
そのうち1人参加は私ふくめて4人でした。
話してみたらみんなパラオ通だった~!
どこのツアーがおすすめとか教えてもらったり写真見せてもらったり。
そんなこんなしてたら時間になる。
用意されたカヤック見てたらだんだん不安になってきた。
こんなんで海のど真ん中行くんか?!
そも乗れるんか?!
英語でレクチャーされたら死ぬぞ!!!
泳ぎに自信がありませんって翻訳メモしたメモのページを「Look at this」って言いながら見せる素振りをしながら待つ。
しかしぬるりと現れたガイドが日本人だったのでそっとメモをしまった。
このあたりで英語メモいらない説が私の中で浮上しはじめる。
貸してもらった防水袋に荷物を突っ込み、陸でカヤックのレクチャーを受けながらガイドの「すごーく簡単です。誰でもすぐできます。転覆しない作りになってるので転覆しません」を少し信じ始めた矢先
「転覆はしませんが一年に一回転覆します。でもここ二年見てないのでそろそろ二年分の転覆がきますね」
とか言いだしてンンンンンンンンンンンン゛
「転覆するときは乗り降りするときです。もし転覆したら荷物が回収できないので、落ちたら荷物が沈む前に掴んでカヤックに掴まってください」
ンンンンンンンンン゛
これは転覆フラグ
しかもひとり参加だとカヤック一人用のやつに乗らなきゃダメなんですよね…
ふたり参加だと二人用のカヤック…
ひとりだと己を信じるしかない…
しかもパラオにはワニもサメもいっぱいいるし特にマングローブにはワニがいると聞かされる。
やめーーーーーーー
ブラックウォーターに出てくるみたいなワニいたら食われない?!
もうカヤック乗る前の心境は完全にジェットコースターでゆっくり頂上にのぼりはじめてもう帰りたいって思うときと同じ。
ガイドさんに「えっ大丈夫ですか?これ大丈夫ですか??かなり自信ないんですけど大丈夫ですかね?」って言ううざい観光客状態になりながらなんとかガイドさんにガッチリカヤックを抑えてもらいながらスァッと乗りこむ。
荷物と水を受け取らなきゃいけないんだけど体が強張りすぎて受け取れないのでガイドさんに上からドサドサ入れてもらった。
「5分くらいこの近くで練習してください」
ってホイッとカヤックを蹴って放り出されて虚無が極まる
不安定すぎてもう動いたら沈む予感しかない 沈まんけど
波に任せるまま海に出たら、先に放り出されていたひとり参加の女性と目があう。
お互い途方に暮れすぎて、カヤック漕ぐ練習もできずに死んだ魚の目してる。
「怖くて無理ですよね…」って励ましあいながらみんなが来るのを待つ。
数分したらすべてのカヤックが海に出てきて、最後に日本人ガイドとパラオ人のガイドが颯爽とカヤックで登場。
そのまま遥かな海に向かってグイグイ進んでいくので、自分ももう進まざるを得ない。
もうね海で漂って死ぬか漕ぐかと言われたら漕ぐしかない、そんな精神状態。
ここで感じたカヤックの難易度と操作感
・女性ひとりでも小学生でもみんな漕げるから大丈夫
→ただし体力なさすぎるオタクは想定していない。体力は死ぬ
・カヤックとブラボだったらブラボの方が遥かに難しい
ブラボで炎の集会おじさんゾーンを抜けるのに半日かかるとしたらカヤックは15分で操作に慣れる(ただし早く漕げるとは言っていない)
頭の中で○ボタンと×ボタンをリズムよく交互に押すのを思い浮かべながら必死に漕いでたらだんだん慣れてきた。
ヒイヒイしながら離れ小島の合間を進んでマングローブの間を抜けたあたりで(ワニはいなかった)ようやく精神的に余裕がうまれて海面を覗きこめるように。
ウーッ海綺麗すぎぃ!
島と島の間を抜けるあたりはちょっと浅いのか、カヤックの影が海底に落ちてるのがわかるくらい透明で下もよく見えてちょっとすごい。
ジャングルからはずっと鳥と虫の声がしてて、白くて大きな鳥もいっぱい飛んでる。
ガイドさんからあれオウムですよって教えてもらう。
小島の間を突破したら広い海に出て、そこでしばらく夕陽が沈むのをぼんやり見た。
この日はオレンジ系の夕陽でしたが、次の日は赤紫系のすごい夕焼けだったから夕焼け綺麗な日にぶちあたったらもっと最高に違いない。
夕焼けを見たあとは、離れ小島の小さな湾?入り江?みたいになってるとこに入る。
なんかこういう眺めアレで見た…ジュラシックパーク…
めちゃくちゃ静かなところに出たら底からいきなりなんか出てきてバクッて食われるやつ~
って妄想してたらまじで不思議な静けさでなんか出てきそうでドキドキした。
鳥の声はするけど不思議とすごく静かな場所って感じ。
プチャンがいたら絶対に「なんか神秘」って語尾にハートつけたトロットロな声で言ってくれる。
そこでしばらく漂ってから少し離れた夜光虫ポイントに移動。
停めてあった小さなクルーザーに移って軽食の晩ごはん。
(サンドイッチかパスタか予約時に選べる)
期待してなかったんだけどおいしく感じた。
でも暗かったから何食ってんのかはわからなかった。
この日は満月だったんだけど、うまく月が雲に隠れた&島の向こう側の空に月が隠れてることで夜光虫期待できますよ!って言ってくれるガイドさん。
食休みがてら満点の星空を見たあとはシュノーケルセットを装着して真っ暗な海にドボン。
手足をばたばたさせてくださいね~って言われて全身バタバタさせたらバタバタさせたとこがめちゃくちゃ光る!
すごい!ファイナルファンタジーって感じする!
しかし私は誇張クソ野郎になるのはやめようと誓ったので正直に言うとファイナルファンタジー25%ってくらいの光量!
シュノーケルの管越しに「んおぉいんおぉい(すごーいすごーい)」って声がそこかしこから聞こえてくる。
そして海で手足バタバタする約10名を微笑んで見下ろすガイドさん。
シュール
夜光虫はカメラに映らないので目に焼き付けて帰りました。
しばらく水面で暴れまくって堪能。
よっしゃ帰りはこのクルーザーで帰るんだな?
楽やん…サンキュ…
って思ってる我ら観光客一行を横目にスッとカヤックを引き寄せるガイドさん…
「じゃあカヤック乗って帰りまーす」
エ…ッ?
シュノーケリングでじたばたしまくったことを肩で息しながら後悔する。
すでに手足は生まれたての子羊並みにガックガックなんですけど自分で漕がなきゃ帰れない。
なので漕いだ。ひたすら漕いだ。
生きるか死ぬかだったら漕ぐしかない。
もう締め切り三日前でどうあがいてもいま原稿しまくるしかないみたいな精神状態と同じ。
マリーナカフェヴィータの明かりが死ぬほど遠い……
夜の海は真っ暗でカヤック怖かったはずなんですけど、疲労困憊で上書きされて意外と平気でした。
ようやく陸に戻って、ツアー会社で飼ってるっぽいかわいいフルーツバットをちょいちょい構ってホテルに帰りました。
しかし次の日私はフルーツバットを食うのだった。
水着とラッシュガードは当然ずぶぬれですが送迎車にビニールシートかけてくれるのでタオルで拭いたらそのまま乗ってOKです。
でもパーカーの替えは必要。
車の中は冷房ガンガンなので濡れた水着のままだと寒い。
今回のツアーで一番体力使ったのはこれでしたね…
もうとにかく体力使う!
でもカヤックは絶対おすすめ。
昼間やったら疲労困憊しすぎてそのあと何もできない気がするのでナイトカヤックおすすめ。
帰ってから家族はごはんどうしたのかな~私をおいてレストランで優雅に過ごしたんでしょうなぁ~?って思ったら部屋のゴミ箱にWCTCで買ったカップラーメンの容器が捨ててあって泣いた。
パラオ旅行記2 コロール半日観光
・3月21日
朝。7時か8時にぬるっと起きて外を見たらヴェスペル湖だった。
めっちゃジャングル。
そのへんにパパイヤとかバナナとかヤシとかナッツみたいなのがボッコボコに生えてる(島全体的に生えまくってるので誰かが育てているわけではない)。
バナナかパパイヤもいで食べてみよーと思ってたのに忘れてた…。
昨日もらった花はハイビスカスでした。
ゆーっくり準備して日焼け止め塗って朝食。
朝食は日本人の口にもあう感じでした。
お昼までヒマなので、カメラ片手に早速探索。
ジャングルすぎて周りはあんま散策できないな~と思いつつ
ホテルの前にあるプルメリアの木を撮ってたら急にワンワンワンンワナwナンワンワンwンて吠えられてびびりあがる自分。
ホテルの向かい側で飼われるイッヌの縄張りに入っちゃったみたいだったのでおとなしく退散しました。
そういやパラオでは犬が放し飼いされまくっててものすごくよく見かけた。
野良犬みたいに見えるけど、みんな飼犬らしい。
吠えられたのはこの一匹くらいで、あとはノンビリだらだらしてたり歩道をずっと歩いてたり(セルフ散歩…?)なのが多かった~
人懐っこい犬は一匹しか見なかった。
あとは目があってもフゥン…みたいに見つめ返されるだけで、尻尾振ってきたり寄ってきたり吠えるのはほぼいませんでした。
近所の犬同士なのか?数匹固まって遊んでるところもよく見ました。
そういやトルコでも犬多かったな。あんな感じ。
犬のそばから退散してホテルに帰還。
ホテルのプール見に行こ!って意気揚々と出かけたらプールは完全に写真マジックでした。
(眺めはいいので雰囲気はある)
それでもパラオのホテルの中では一番でかいプールなのでは…?という感じがしたので、まぁ~よほど時間が余ってヒマなタイミングがあったら入るか~くらい。
そのまま探索続けようと思ったけど暑すぎてムリで部屋に戻る。
パラオ、太陽が昇るとまーーーーーーじで暑い。
ちょっと舐めてた。
沖縄の竹富島に行ったときは島を延々と徒歩移動したんですけど、コロールは徒歩移動とかちょっと考えたくないレベル。
実際、昼間に外をのんびり歩いてる観光客はあまり見かけなくて基本的に車移動って感じでしたね…。
地図で見るよりずっと小さな島なので涼しかったら余裕で歩いてくわ!って距離感なんですけど、昼間は徒歩での移動はオススメしない。
そのかわり夕方になると涼しいです。
-コロール半日観光-
だらだらしてたら12時になったのでコロール半日観光に出発。
バスの中でガイドさんと話してたら、流れで3日目と4日目の飲食店を予約してもらえることに~
英語で予約の電話するのハードル高すぎると思ってたので、これまーじで助かりました。
特にフルーツバット(こうもり)を食べたいときは予約必須。
4日日に行きたかったマリーナカフェヴィータ(海が見えるレストラン)は大人気で予約とれず、かわりに丘の上のエリライを抑えてもらいました。
ガイドさんから「夕方から予定ありますか?」って聞かれたので「ナイトカヤック予約してます~」って伝えたらちょっと困ったような顔…
時間を余裕見たつもりなんだけど、コロール観光で時間をとられたらナイトカヤックの送迎時間に間に合わないかもしれないって。
まじかー
まずここでアイライウォーターホテルの立地の悪さを実感。
でもガイドさんが機転を利かせてくれて、最後にこのバスで一度ホテルに戻って準備したら同じバスでカヤック行きましょう!って流れにしてくれて助かった。
これ、ツアー会社にオプションで頼んだ現地の催行会社と私が個人で申し込んだナイトカヤックの催行会社がたまたま同じだったから大丈夫でしたが
もし違う会社だったらあかんことになってただろなぁ~
ということで一日の前半と後半で違うツアーに申し込む場合は同じ会社のツアーで揃えることをおススメします。
バス内でいろんなことを教わりながら各ホテルからお客さんをピックアップしつつまずは水族館(珊瑚の保護センター)へ。
生まれたときは全部メスで一部だけが性転換する魚の話を聞いて後天性男体化……って思ってたら家族がなんか言いたそうな顔でこっちを見てくる。
後天性男体化はカバーしてないんでそんな目で見るな。
水族館、規模は小さいんですが中身は充実してて良かったです。
…ってその時は思ったんですけど、シュノーケリングしたら水族館どころかそれ以上の魚群と生きてる珊瑚を海で見られます。
水族館目当てにするくらいならシュノーケリングにGO。
でもガイドさんがいろんなことを教えてくれるのは面白かった!
あとなぜか水槽にドンキマークが貼ってあって「?」てなってたらドンキがプロデュースしてる水槽だそうで。
ドンキにある水槽もパラオをイメージしてるらしいです。
社長?会長?がパラオ大好きなんだって。へー
そんで緑とか赤とかの小さい美味しそうな実がたくさんなってる木を見てたらガイドさんが「これはパラオ人がよく口に含む実です。パラオ人が口に何か含んで飲み物と一緒にべっと吐き出してるのはこれです。食べたら体がポカポカして興奮作用があるんですけど、石灰と一緒に口にするのでおじいさんおばあさんは歯がなくなります」って教えてくれました。
えっシャブ…?
昔はよく漁師が海に出る前にシャブってたらしい。
ビンロウって植物だったような。
そのあとふれあいコーナーでヒトデをもりもり触ってたらガイドさんがチョイチョイって呼んでくれて、「向こう岸に見えるあたりがおじいさんのいた通信施設のあった場所です」って教えてくれました。
廃墟が残ってるかもですが残念ながらモリモリジャングルでいまは何も見えない…。
ペリリュー島で激戦があった最中、祖父のいた部隊からも何人かペリリュー島に応援部隊として連れていかれた?らしいですが選ばれていたらたぶん命なかっただろうなぁ。
(祖父は生還して長生きした)
ペリリュー島を米軍に占拠されてからは米軍の爆撃機が毎朝飛んできてコロールに爆弾落としまくってて、みんな牛乳配達って呼んでたらしい。
いまの眺めからは想像つかんすぎる。
しばらく祖父も見ただろなって海を眺めました。
最後は水族館のお土産屋も覗きました。かなーり小規模。
特別なものはないので焦ってここで買わなくていいと思います。
水族館を出たあとだったかいつだったか、途中パラオの大統領の家の前を通る。
他の家より立派な車が停まってるだけで門もなくて家は丸見え。
セキュリティもたぶんいないってガイドさんが言ってた。
パラオは全体的にめっちゃのんびり穏やか~。
治安もいいんだって。
次はパラオの博物館。結構狭い。
パラオの歴史を広く浅く知るにはちょうどいい感じでした。
一緒にツアーに参加してた方は展示物より入り口にいたヤッコチャンって種類のオウムに夢中だった。
このオウムめちゃくちゃ喋る。なんなら日本語も喋る。
そしてなぜか受付の前でGoproも売ってる。
2階はまるっとお土産フロアになってるんですけど、買うもんがない…
南国あるあるな木彫りのお面やら工芸品や調度品やフォトフレームならある…
あとはウミガメとか波の形のデザインのシルバーアクセサリーとか…
実家の冷蔵庫になぜか唐突に飾ってあるようなウミガメのマグネットとかそんな感じの…
買うもんなさすぎて危うく10ドルのサメの歯を買うとこだった。使い道zero。
パラオで土産に期待するのはやめるんじゃ
逆にパラオ行ってきたってひとから無難なお土産をもらうことがあったらこの人は現地でよほど吟味して選んでくれたんだな…って目で見てあげてください。
なので私からお土産もらったひとはそんな目で私を見てくれ。
余談ですがパラオで買ったお菓子でいちばん美味しかったココナッツのチョコがけチップはmade in USA(たぶんハワイのココナッツ)でした。
そのあとは数百メートルほど車でブゥンして(コロールの繁華街は一本道で小規模)
今度は日本人向けって感じのRurギフトショップへ。
ここで売ってるクッキーはココナッツ繊維たっぷりで美味しい!
バナナのパウンドケーキもおいしい~。ばら売りもしてる。
お菓子をお土産にするならここで買うのがいいと思います。
この箱で18ドルなのでパラオに行ったときはレート的に2000円弱くらい?
アクセサリーもちょろっとだけあるけど個人的にピンとこなかった。
でも普通にかわいいのあったと思う。
あと時間なくて食べなかったけどガイドさん曰くここのかき氷はふわふわで美味しいらしい。
パケがおしゃなココナッツ石鹸もあるけど、それはコロール空港の免税店でも売ってるからここで買うのはやめるんだ!(2019/3/21時点)
空港だと2ドル安くてソンナァ~てなったのでもう1個空港で買ったよ。
ちなみにパラオは物価安くないです。
飲食店も調子こいて頼んでたら想像より高くつく。
加えて米ドルと日本円のレートもいいわけじゃないので、パラオって物価安そう!っていうイメージとのギャップがあって意外な値段に感じるものもあったり…
でもお土産も限られたものしかないし、現地のもので欲しい!てなるのも少ないおかげで結果的にあまりお金遣いませんでした。
最後にWCTCっていうコロールで一番のショッピングセンターで自由時間。
ここはトイレ汚いらしいのでトイレ行くなら水族館か博物館で済ませとくが吉。
1階はスーパー。
日本のお菓子もめちゃくちゃある。
日本で回収されまくってしまったアルフォートもある。
誕生日ケーキはやばい色でかわいい。
2階は洋服とかちょっとしたお土産屋さん。
ガイドさんがプレゼントをもらえるクーポンを渡してくれて、
「ほんと粗品です!ほんと粗品しかもらえませんけどどうぞ」
ってめちゃくちゃ粗品ということを念押ししてきて逆に気になる…。
なんだろ~って思ったら【I LOVE PARAU】って書いてあるゴムバンドでした。粗品粗品言いまくってたガイドさんの顔がよぎる。
でも浮かれポンチ観光客だからちゃんとつけた。
ここでは自分が使うココナッツ石鹸だけ買いました。
2階で鼈甲のアクセサリーとか売ってたので、鼈甲が欲しい~ってひとはいいかも。
いまはパラオでも鼈甲とったらダメらしいので。
以上でコロール半日観光は終わりました。
水族館以外は夕方涼しくなってから自力で街を歩けばなんとかなるという感想。
ただ街を見ながら建物の話とか詳しく教えてくれるガイドさんの話はおもしろかった~
そういや日本統治時代のものも結構残ってたりした。学校の門とか裁判所は当時のものらしいです。
パラオ旅行記1
旅行の思い出をあとからちゃんと読み直して記録したいな~と思ったので旅行記がてらつけてみます。
あとはパラオに行く方の参考になれば!
・パラオに行く前
きれいな海が見たいのとペリリュー島に興味があって、死ぬまでにはパラオ行くか~(行かないパターンになりがち)くらいにフンワリ考えていたここ最近。
ノクプロ原稿も脱稿してイベントも終わって落ち着いてきた2月下旬
親が私に一枚のパンフレットを差し出してきた。
戦争中、祖父がコロールにいた関係で父はパラオに興味があったのでア~行きたいんだな~と思いつつどしたんって聞いてみると
おかん「お父さんパラオ行きたいんだって」
私「へ~いいね」
おかん「行く?」
私「こういうとこ行くなら友達と行くからいい」
おとん「旅費出すけど」
私「行きます」
って感じで3月20日からパラオに行くことがトントン拍子で決まりました。
※そのあと半分は出した
とりあえず、ツアーに含まれる行き場所を全部はずしたフリープランにオプションを好きに組んでこんな感じで契約。
-----------------------
初日:移動(直行便だけど夜中に出るゆえのくそみそな日数カウント)
2日目:12時~コロール半日観光
3日目:ミルキーウェイ&ロングビーチ シュノーケリング
4日目:ペリリュー島
5日目:移動(夜中の1時50分に空港に向かうくそみそ日数カウント)
-----------------------
実質3日しか遊べない~!!!!!
パラオ行く方はちょっとお休みがんばって6日間で行くことをおすすめします。
(特にシュノーケリング・ダイビングが好きなら)
結論から言うとコロール半日観光をやめてシュノーケリング二日間にすればよかったな~て今なら思います。
半日観光も良かったけど、シュノーケリングで見る海が想像よりすごくすごいかつすごくすごい上にすごく良くて完全に霞んだ。
あと、今回は旅行会社を経由してオプション組んだわけですが
フリープランにしたら旅行会社にオプション依頼するより現地のツアー会社に直接申し込んだ方が安い。
直接申し込むとweb割引があったり特典がついたり、タイミングによっては二人目の参加費無料(!)とかいうのもある。
サイトも完全に完璧日本語。
旅行会社に依頼しても結局催行するのは現地の会社だし、詳しいことは現地の会社に聞くことになるし…
このへんはまたあとで備忘録がてら書く~。
それでツアー内容も決まったあと、パラオに行ったひとからカヤックをめちゃくちゃに推される。
ただしカヤック死ぬほど自信がない自分。
階段登るだけで動悸息切れがやばいしまじで体力がホコリくらいしかない。
あとカヤックから落ちたらどうすんのや…海じゃん…すなわち死
というのも、2018年10月にDIO様信者の友達と石垣島でボートトリップのシュノーケリングに出たとき
足のつかない海にびびってシュノーケリング中にタマヒュンしたのがすっかりトラウマになっていた自分。
とハラハラしてたらみやさから「大丈夫じゃね?」って言われてなんか大丈夫な気がしてきたので、自分で現地のツアー会社探してたらナイトカヤック発見。
しかも夜のシュノーケリングで夜光虫も見れるらしい。
ホームページ見てたら本物の闇を見たことはありますか?とか書いてあってめっちゃ厨二なこと聞いてくるじゃん…てドキドキしてたらそんくらい暗いの意だった。
ここで再びひよる自分。
ひとりはいやじゃ~て思って家族誘ったらまさかのカヤック興味なし
ヒィ~ンてなりつつ女ひとり参加でも大丈夫?!泳げなくても生きて帰れる?!てことが心配になりすぎて思わず日本からパラオに電話かける謎の行動力を発揮するわし
どっこい現地人スタッフが電話口に出る。詰みです。
日本語を話せるスタッフはいますか?ってところまではGoogle先生のおかげでなんとか伝えられたもののまさかの不在で会話が終了
英語めっちゃ必要じゃん…という洗礼を浴びて一抹の不安よぎる。
まぁもうなんとかなるわ…と思っておとなしくホームページの予約フォームから仮予約しました。
仮予約ついでに、
・泳ぎ自信ない
・本当に本当に体力ないんですけどカヤックひとりで大丈夫…?
ってことを丁寧に質問。
すぐに返ってきたメールで
・ボートの周りしか泳がないから大丈夫!
・女性ひとりでも小学生でもみんな漕げるから大丈夫、とても簡単だから安心して
っていうのが丁寧に日本語で書かれていたのでそのまま本予約確定。
コロール半日観光のあとはひとりでナイトカヤック参加が決定。
しかし
他のツアーでは日本人ガイドアイコンがあるものの、ナイトカヤックには書いてない。
英語で説明されたらアカン気がする…再び一抹の不安よぎる…
ということで、バーっと荷造りしつつ心配性の自分は
「泳ぎに自信がないです」とかそういうのをgoogle翻訳してメモ帳にメモる用意周到ぶり。
さらにノクプロTLでジム通い・ホットヨガ通いの話題を見るようになって、それに影響されたこともあり3月からジムのプールに通ってシュノーケリングのプログラムも受けるというガチガチの用意周到ぶり
なんか振り返ってみたら自分めちゃくちゃ用心深いな…
街をチャリでこいでるときここにピアノ線が張ってあったら死ぬ!って勝手に想像してハラハラするレベルの用心深さやめたい。
でもジムのプールは通い始めてよかったです。
ノクプロはメンタルも物理でも健康にしてくれるんだ!!!!!!!
そんであっという間に当日がきて飛行機でブゥンしました。
フライト5時間って聞いてたんですけど、実際は4時間弱。
ゲームでプチャンの写真撮ってたらパラオ着くわくらいの感覚。
しばらくぼんやり移動中の虚無虚無タイム過ごして万引き家族とヴェノムを見る。
万引き家族はすごい良かった。
あと真夏の蒸し暑いノクプロも見たくなった。
ヴェノムを見てたら途中でフライト終わって死ぬほど気になるとこで終わってアァ~~となりつつ飛行機から降りようとしたら親がなんかずっとゴソゴソしてる…
エッ…なに…焦ってるのを隠そうとする穏やかな顔で逆にめっちゃ嫌な予感する。
なんでめっちゃゴソゴソしてるのに穏やかな顔を……?
大丈夫?って恐る恐る聞いてみたら「帰りのチケットの控えがない」
オイ~~~~~~~
しかし私は親がぜったい鞄の中に入れっぱなしであるという謎の自信があった。
絶対見落とし100%
「絶対そこの鞄のチャックのうっすいとこに入ってるよ」
「もう見た」
っていう答えにポプテみたいな即答するんじゃあねぇ~っと思いつつ私が親の鞄の中探したら一発で見つかって笑った。良かったね。
・3月20日パラオ上陸
飛行機から降り立った瞬間モワッモワ。もう南国。
リゾートワンピなるものを着ていたわけですが一瞬で後悔するレベル。
ワンピですらちょっと暑い。
パラオ人のスタッフが出迎えてくれて、うわっパラオだわ!というあたりまえ体操な感想を抱く。
入国時に差し出すカードは飛行機の中で記入済み。
あとはひたすら「Sightseeing」とホテル名をそれっぽい発音で伝えるための素振りを口の中でモゴモゴしつつ入国審査に向かったら思いっきり日本語で質問されたので素振りは必要なかったです。やったね。
ハンコをバァ~ンと押されるので、その中に自分のサインを書き込む。
パラオの環境をちゃんと守るよ~的な内容に関する署名だったと思う。
ちなみにホテルはアイライウォーターパラダイスにしました。
ここ、プランの中でも安いリゾートホテルなんですよね。
でも写真で見たらプールもあるしなんか雰囲気良さそうで。
しかも空港から10分。近い。
でも次にパラオ来るならアイライは選ばないかもしれない…
ホテルに不満があるわけじゃなくて、海に出るときに距離的な問題で時間のロスが他より痛い。
これもあとで書きます。
ロビーに着いて真っ先にwi-fi繋いでたらスタッフがお花くれました。
蕾だったのでなんだろ~と思いつつ、部屋についてからコップに挿す。
ホテルの部屋は広くて、部屋の中の廊下でも余裕で海外用キャリーを広げられる余裕ありでした。
トイレもお風呂も綺麗。
ただしシャワーはお湯にすると水圧がちょっと弱かった。
ちょっと弱いぐらいだけど。
パラオの水道水は飲めないので廊下にウォーターサーバーがあって助かりました。
こんなやつ
到着した時点ですでに深夜だったので、この日は即風呂って即寝。
ひとまずここまで~