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旅とか遊びとか

パラオ旅行記2 コロール半日観光

・3月21日

朝。7時か8時にぬるっと起きて外を見たらヴェスペル湖だった。

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めっちゃジャングル。
そのへんにパパイヤとかバナナとかヤシとかナッツみたいなのがボッコボコに生えてる(島全体的に生えまくってるので誰かが育てているわけではない)。
バナナかパパイヤもいで食べてみよーと思ってたのに忘れてた…。

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昨日もらった花はハイビスカスでした。

 

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ゆーっくり準備して日焼け止め塗って朝食。
朝食は日本人の口にもあう感じでした。

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ホテルのレストラン


お昼までヒマなので、カメラ片手に早速探索。
ジャングルすぎて周りはあんま散策できないな~と思いつつ
ホテルの前にあるプルメリアの木を撮ってたら急にワンワンワンンワナwナンワンワンwンて吠えられてびびりあがる自分。

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ホテルの向かい側で飼われるイッヌの縄張りに入っちゃったみたいだったのでおとなしく退散しました。
 
そういやパラオでは犬が放し飼いされまくっててものすごくよく見かけた。
野良犬みたいに見えるけど、みんな飼犬らしい。
吠えられたのはこの一匹くらいで、あとはノンビリだらだらしてたり歩道をずっと歩いてたり(セルフ散歩…?)なのが多かった~
人懐っこい犬は一匹しか見なかった。
あとは目があってもフゥン…みたいに見つめ返されるだけで、尻尾振ってきたり寄ってきたり吠えるのはほぼいませんでした。
近所の犬同士なのか?数匹固まって遊んでるところもよく見ました。
そういやトルコでも犬多かったな。あんな感じ。

 

犬のそばから退散してホテルに帰還。
ホテルのプール見に行こ!って意気揚々と出かけたらプールは完全に写真マジックでした。
(眺めはいいので雰囲気はある)

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それでもパラオのホテルの中では一番でかいプールなのでは…?という感じがしたので、まぁ~よほど時間が余ってヒマなタイミングがあったら入るか~くらい。

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そのまま探索続けようと思ったけど暑すぎてムリで部屋に戻る。
パラオ、太陽が昇るとまーーーーーーじで暑い。
ちょっと舐めてた。
沖縄の竹富島に行ったときは島を延々と徒歩移動したんですけど、コロールは徒歩移動とかちょっと考えたくないレベル。
実際、昼間に外をのんびり歩いてる観光客はあまり見かけなくて基本的に車移動って感じでしたね…。
地図で見るよりずっと小さな島なので涼しかったら余裕で歩いてくわ!って距離感なんですけど、昼間は徒歩での移動はオススメしない。
そのかわり夕方になると涼しいです。

 

-コロール半日観光-

だらだらしてたら12時になったのでコロール半日観光に出発。
バスの中でガイドさんと話してたら、流れで3日目と4日目の飲食店を予約してもらえることに~
英語で予約の電話するのハードル高すぎると思ってたので、これまーじで助かりました。
特にフルーツバット(こうもり)を食べたいときは予約必須。
4日日に行きたかったマリーナカフェヴィータ(海が見えるレストラン)は大人気で予約とれず、かわりに丘の上のエリライを抑えてもらいました。

ガイドさんから「夕方から予定ありますか?」って聞かれたので「ナイトカヤック予約してます~」って伝えたらちょっと困ったような顔…
時間を余裕見たつもりなんだけど、コロール観光で時間をとられたらナイトカヤックの送迎時間に間に合わないかもしれないって。
まじかー
まずここでアイライウォーターホテルの立地の悪さを実感。

でもガイドさんが機転を利かせてくれて、最後にこのバスで一度ホテルに戻って準備したら同じバスでカヤック行きましょう!って流れにしてくれて助かった。
これ、ツアー会社にオプションで頼んだ現地の催行会社と私が個人で申し込んだナイトカヤックの催行会社がたまたま同じだったから大丈夫でしたが
もし違う会社だったらあかんことになってただろなぁ~
ということで一日の前半と後半で違うツアーに申し込む場合は同じ会社のツアーで揃えることをおススメします。

バス内でいろんなことを教わりながら各ホテルからお客さんをピックアップしつつまずは水族館(珊瑚の保護センター)へ。

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こういうの見つけるとすーぐ触る(触っていいやつ)

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パンっパンッ


生まれたときは全部メスで一部だけが性転換する魚の話を聞いて後天性男体化……って思ってたら家族がなんか言いたそうな顔でこっちを見てくる。

後天性男体化はカバーしてないんでそんな目で見るな。
水族館、規模は小さいんですが中身は充実してて良かったです。

…ってその時は思ったんですけど、シュノーケリングしたら水族館どころかそれ以上の魚群と生きてる珊瑚を海で見られます。
水族館目当てにするくらいならシュノーケリングにGO。

でもガイドさんがいろんなことを教えてくれるのは面白かった!
あとなぜか水槽にドンキマークが貼ってあって「?」てなってたらドンキがプロデュースしてる水槽だそうで。
ドンキにある水槽もパラオをイメージしてるらしいです。
社長?会長?がパラオ大好きなんだって。へー

そんで緑とか赤とかの小さい美味しそうな実がたくさんなってる木を見てたらガイドさんが「これはパラオ人がよく口に含む実です。パラオ人が口に何か含んで飲み物と一緒にべっと吐き出してるのはこれです。食べたら体がポカポカして興奮作用があるんですけど、石灰と一緒に口にするのでおじいさんおばあさんは歯がなくなります」って教えてくれました。
えっシャブ…?
昔はよく漁師が海に出る前にシャブってたらしい。
ビンロウって植物だったような。

そのあとふれあいコーナーでヒトデをもりもり触ってたらガイドさんがチョイチョイって呼んでくれて、「向こう岸に見えるあたりがおじいさんのいた通信施設のあった場所です」って教えてくれました。

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廃墟が残ってるかもですが残念ながらモリモリジャングルでいまは何も見えない…。
ペリリュー島で激戦があった最中、祖父のいた部隊からも何人かペリリュー島に応援部隊として連れていかれた?らしいですが選ばれていたらたぶん命なかっただろうなぁ。
(祖父は生還して長生きした)

ペリリュー島を米軍に占拠されてからは米軍の爆撃機が毎朝飛んできてコロールに爆弾落としまくってて、みんな牛乳配達って呼んでたらしい。
いまの眺めからは想像つかんすぎる。
しばらく祖父も見ただろなって海を眺めました。

最後は水族館のお土産屋も覗きました。かなーり小規模。
特別なものはないので焦ってここで買わなくていいと思います。

水族館を出たあとだったかいつだったか、途中パラオの大統領の家の前を通る。
他の家より立派な車が停まってるだけで門もなくて家は丸見え。
セキュリティもたぶんいないってガイドさんが言ってた。
パラオは全体的にめっちゃのんびり穏やか~。
治安もいいんだって。

 

次はパラオの博物館。結構狭い。
パラオの歴史を広く浅く知るにはちょうどいい感じでした。
一緒にツアーに参加してた方は展示物より入り口にいたヤッコチャンって種類のオウムに夢中だった。
このオウムめちゃくちゃ喋る。なんなら日本語も喋る。
そしてなぜか受付の前でGoproも売ってる。

2階はまるっとお土産フロアになってるんですけど、買うもんがない…
南国あるあるな木彫りのお面やら工芸品や調度品やフォトフレームならある…
あとはウミガメとか波の形のデザインのシルバーアクセサリーとか…
実家の冷蔵庫になぜか唐突に飾ってあるようなウミガメのマグネットとかそんな感じの…
買うもんなさすぎて危うく10ドルのサメの歯を買うとこだった。使い道zero。
パラオで土産に期待するのはやめるんじゃ

逆にパラオ行ってきたってひとから無難なお土産をもらうことがあったらこの人は現地でよほど吟味して選んでくれたんだな…って目で見てあげてください。
なので私からお土産もらったひとはそんな目で私を見てくれ。

余談ですがパラオで買ったお菓子でいちばん美味しかったココナッツのチョコがけチップはmade in USA(たぶんハワイのココナッツ)でした。

 

そのあとは数百メートルほど車でブゥンして(コロールの繁華街は一本道で小規模)
今度は日本人向けって感じのRurギフトショップへ。
ここで売ってるクッキーはココナッツ繊維たっぷりで美味しい!
バナナのパウンドケーキもおいしい~。ばら売りもしてる。
お菓子をお土産にするならここで買うのがいいと思います。
この箱で18ドルなのでパラオに行ったときはレート的に2000円弱くらい?

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アクセサリーもちょろっとだけあるけど個人的にピンとこなかった。
でも普通にかわいいのあったと思う。
あと時間なくて食べなかったけどガイドさん曰くここのかき氷はふわふわで美味しいらしい。
パケがおしゃなココナッツ石鹸もあるけど、それはコロール空港の免税店でも売ってるからここで買うのはやめるんだ!(2019/3/21時点)
空港だと2ドル安くてソンナァ~てなったのでもう1個空港で買ったよ。

 

ちなみにパラオは物価安くないです。
飲食店も調子こいて頼んでたら想像より高くつく。
加えて米ドルと日本円のレートもいいわけじゃないので、パラオって物価安そう!っていうイメージとのギャップがあって意外な値段に感じるものもあったり…
でもお土産も限られたものしかないし、現地のもので欲しい!てなるのも少ないおかげで結果的にあまりお金遣いませんでした。

 

最後にWCTCっていうコロールで一番のショッピングセンターで自由時間。

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WCTC付近。ここがコロールの渋谷に相当。太陽カンカンだと人がいない


ここはトイレ汚いらしいのでトイレ行くなら水族館か博物館で済ませとくが吉。
1階はスーパー。

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日本のお菓子もめちゃくちゃある。
日本で回収されまくってしまったアルフォートもある。
誕生日ケーキはやばい色でかわいい。

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お菓子は外国のお菓子って感じでかわいい

2階は洋服とかちょっとしたお土産屋さん。
ガイドさんがプレゼントをもらえるクーポンを渡してくれて、
「ほんと粗品です!ほんと粗品しかもらえませんけどどうぞ」
ってめちゃくちゃ粗品ということを念押ししてきて逆に気になる…。
なんだろ~って思ったら【I LOVE PARAU】って書いてあるゴムバンドでした。粗品粗品言いまくってたガイドさんの顔がよぎる。
でも浮かれポンチ観光客だからちゃんとつけた。

ここでは自分が使うココナッツ石鹸だけ買いました。
2階で鼈甲のアクセサリーとか売ってたので、鼈甲が欲しい~ってひとはいいかも。
いまはパラオでも鼈甲とったらダメらしいので。

以上でコロール半日観光は終わりました。
水族館以外は夕方涼しくなってから自力で街を歩けばなんとかなるという感想。
ただ街を見ながら建物の話とか詳しく教えてくれるガイドさんの話はおもしろかった~

そういや日本統治時代のものも結構残ってたりした。学校の門とか裁判所は当時のものらしいです。