記録

旅とか遊びとか

パラオ旅行記4 ミルキーウェイ・ジャーマンチャネル・ビッグドロップオフ

・3月22日 ミルキーウェイロングビーチシュノーケリングツアー


この日は快晴。あまりにも快晴。あっつ。


早起きして日焼け止め塗りたくって朝ごはん食べたら、水着+ラッシュガードで必要最低限のものだけバッグにつめてタオルを借りてホテルのロビーに集合。


送迎車でブゥンとパラオロイヤルリゾートにあるブルーマリンってダイビングショップの桟橋まで連れてかれる。
ここにもちょっとだけ日本人向けのお土産があるので、ちょっと見てみたいな~て人は20ドル~30ドルほど現金持ってくといいです。

この桟橋からは、南方面の島にいくいろんなツアーのひとが船出を待ってた。
15分~20分くらい待ちそうだったので、そばにいたひとり旅の女性と談笑。
前日はセスナに乗って上から島々を眺めたらしくて、その感想を聞いたりした。
セスナ、下の景色を見やすいようにドアを外して乗るらしい。死ぬがな

 

前日も感じたけど、パラオって意外とひとり旅の女性も多い。
たまたまかもだけど、私が感じたパラオの客層は
・家族連れ
・40代後半~ご高齢のご夫婦
・ダイビングベテランって感じの30代後半~グループ
・ひとり旅
って感じで、意外と女友達同士!ってのがいない。
滞在中、自分より歳下~年齢の近そうな女友達同士グループはなんと1組しか見かけなかった。なんでだろ

ガイドさんからはこの数日間が一番の繁忙期って聞いたんだけど、繁忙ってほど日本人がワラワラいるわけでもなく全体的にまったりしてた。
人が多すぎず少なすぎず、ちょうどいい感じ。
だから全体的に落ち着いてるし、異国情緒もたっぷり感じられる。
写真とりたいポイントで観光客が多すぎて雰囲気ぶちこわし~みたいなのもない。

オプションに参加してるひとり旅のひとはみーんな楽しそうにしてるし、私もこの雰囲気ならひとりでもぜんぜん平気だし楽しめると思った。
実際、前日のカヤックは家族連れずにひとり参加でマイペースに自然を楽しめて良かった~って思った!
基本的にガイドさんがずっといろいろ喋ってくれるし。

ガイドさんが言うには、日本-パラオの定期直行便がなくなったことで日本人客は3割減ったらしい。
というわけでパラオ穴場です。

 

いろいろおしゃべりしてるうちに呼ばれたので、スピードボートに乗って出発~

スピードボート初めて乗った。
暑さふっとぶ風を感じるほど速い。
なぜかずっと同じ場所で高~い波がコンモリしてるゾーンがあるんですけど(たぶん南方面に行くときは必ず通る)
まずここ乗り越えるためにちょっとしたジェットコースターくらいスピードめっちゃ出す。
から~のコンモリした波を越えてファッと一瞬落ちるのでここだけディズニーシーのアトラクション。

この日はすっごく天候が良くて波もほぼなく
ここ以外は大して揺れませんでした。
酔うようなぐわんぐわんした揺れはないけど波が荒れたら横揺れあるかもしれないので、自信ないひとは酔い止め飲んどけば安心。

 

海見てたらいつの間にかミルキーウェイに着いてた。
入浴剤の色!!!!

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ガイドさんが海の底に潜って真っ白な泥をバケツに入れて持ってきてくれるので、みんな順番に全身に塗りたくる。
ここの泥はすっごい美容にいいらしい。
しかし数分後には海で洗ってくださーいと言われる無慈悲。

ガイドさんが泥まみれの船を掃除する間は海で浮かんで待つ。
ここ気持ちよすぎ祭りだった。
海で泥を落として、そのまま仰向けで泳いで木陰でボンヤリ浮いて休む。
頭上にはジャングルの緑の葉っぱと真っ青な空があって、そこを尻尾の長~い白い鳥(シラオネッタイチョウ)が何匹も行き交うのを見てたらここが楽園かぁ~てシンプルに感じた。
ミルキーウェイは1回行けば満足~って話してた方もいましたが、個人的にはぜんぜん2回め行くのもアリ寄りのアリ。

 

掃除が終わったら船に戻って次どこ行くかの説明~
ロングビーチは潮の関係でお昼に現れるとかナントカ
ロングビーチって月に10日間ほどしか見られる期間がないらしい。
その中でも今日はいちばんよく見られる日ってことでラッキーでした。

ロングビーチにはまだ時間が早いってことで、先にジャーマンチャネルに寄り道。
パラオは海の浅い部分がたくさんあって大きな船が通れないので、ドイツ人が手で掘って深さを出したらしい。
ドイツ人無茶する。ぜったい人が死んでるゥ!

いまではマンタがバッシバッシ寄生虫?を振り落としにくる通り道らしいです。
ダイビングする場合は調子が良ければ10匹見られるんだって。
ダイバーにはたまらんだろなぁ。

↓動画とったやつ パラオの海はいろんな青がある

youtu.be

ジャーマンチャネルで写真撮ったあとはシュノーケリング1回め。
この日はほんと波がなくて、普段シュノーケリングでなかなか行けないとこ行っちゃいますか~ってビッグドロップってポイントに連れてってくれました。
(ガイドさんがその日の判断で柔軟にシュノーケリングポイントを考えてくれるっぽい)
シュノーケリングだと波が高い日は来れないので、主にダイビングスポットらしいです。

 

すごくワイルドですよっていうのでどんなとこ?て思ってたら
「水深600mです。サメもいっぱいいますよ」
って言い出して参加者ざわ・・ざわ・・・。

沖縄でせいぜい水深5メートルくらいのところでタマヒュンしてた自分、いきなりその100倍以上深い海に入らされることになってもうタマヒュンどころじゃない。

ここではさすがにツアー参加者全員がライフジャケットつけてた。
(ここ以外は泳ぎが得意なひとはライフジャケットなしでシュノーケリングでもぐったりしてた)

サンゴにはぶつからないこと、絶対にサンゴの上には立たないこと、ガイドさんより先に進まないことなどなど注意を聞いてから海にドボンする。
近くには小島が浮いてるんですけど、サンゴでできた島のすぐ脇がいきなり水中600mの崖って感じのとこ。
島に近づきすぎると水深浅いかわりにサンゴにぶつかりそうになるので、調整しつつ移動しないとちょっと危ない。

心を落ち着かせてから海の中見てみたらすっごい景色。海の底に太陽の光が吸いこまれてく。

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今までの人生の中で一番の絶景かもしれない。

誇張ではなくこれはまじでブッチギリ。

写真だとどうしても青くなっちゃうんですけど、海の中はナマで見るとカラフル。
シャコ貝とか身の見えてる部分は蛍光ブルーだったり蛍光紫でかわいい。

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シャコガイ



サンゴはベージュみたいなのもあれば青いのとか赤いのもある。

そのサンゴ部分に魚がいーーーっぱいいる。
サンゴの中にはトロピカルな小魚がいるし、サンゴから少し離れた深い部分には大きい魚とかナポレオンフィッシュがいる。
なんか目つきがアカン魚もいる。絶対悪夢に出てくる。

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こわいよ


1mくらいのちっちゃい種類のサメを見ただけででかいサメは見なかった。
ヨカッタァ!
遭遇したら絶対テンパってジタバタする自信があったから逆効果のやつ。

600mの濃紺の闇がだんだん怖くなってきたので、早々に降参してパラオ人ガイドのデニーに引っ張ってもらう。
(ガイドさんはでっかいビート板みたいなの持ってる)

デニー、タマヒュンのあまり泳げなくなった私含め3人をライフジャケットなしで一気に連れてってくれる。
すごすぎ。
そして私はジムに通った成果ゼロな気がしてきた。
泳ぎに自信がないひとはガイドさんに引っ張ってもらえるので安心するんだ!

 

ここではウミガメを3匹見ました。
1匹はかなり近くをスイスイサンゴの方にゆっくり横切っていって感動した。

ちょっとめずらしい魚とかいるとデニーがちゃんと日本語で教えてくれるし、ここ!って海の中で指さしてくれる。
なので自分でマイペースに泳ぎたいひと以外はガイドと一緒に泳ぐかガイドのそばで泳ぐと見逃しがなくておすすめ。

デニーに引っ張ってもらってる私含め3人はびびり組なわけですが、さすが現地のひとだけあってぐいぐい先まで連れてってくれる。
どのグループより遠くまで連れてってくれて、最後までいろいろ見せてくれた。
途中、すごい魚群の中に突っ込んでったり。

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動画からキャプったので画質は良くない



ビッグドロップでのシュノーケリングはたっぷり30分。

帰国してから夢でここの光景をもう一度見たくらい強烈なシュノーケリングスポットだったぁ!

海はべつに興味ない…入らん…みたいなこと言ってた父もちゃっかりシュノーケリングセットつけてドボンしてたし、終わってみればここが一番良かったとか熱い手のひら返ししてた。

シュノーケリング別に~みたいなひとも目覚めさせてしまうビッグドロップ。

私ももう一回行ってみたい。


とりあえず今日はここまでにする~